またまた前回のオーストラリアで歯列矯正②からだいぶ時間があいてしまいました(汗)
前回の続きからになりますが、日本帰国時(去年の話)に、日本の歯科で抜歯をすることを決意してからは、その旨をオーストラリアの矯正歯科へ伝えました。
その際に言われたのが、日本で抜歯をした後は抜歯した歯と歯の隙間があるため歯がとても動きやすいのでアライナー(プラスチック製のマウスピース)を着用するように言われました。
→これは、おそらく歯のスキャンを撮ってそれをアメリカのインビザライン社からアライナーが届くまでに1ヶ月ほどかかるため、歯が動くことによってアライナーが合わないという問題が発生するのを防ぐためだと思われます。(現に私の友人がアライナーをしていなかったことによって、届いたアライナーが合わずさらに1ヶ月待つ羽目になっていました。)
ここから、日本の歯医者とのやりとりが始まりました。日本ではかかりつけの歯科があったので通院中の家族に間に入ってもらって、抜歯の費用、スケジュールの確認などをしました。
日本滞在時の私の歯科通院のスケジュール(滞在期間は6週間)
week1:歯の検診
week2〜3:虫歯治療
week4:抜歯するための準備として歯と歯の間にゴム掛け+虫歯治療
week5:抜歯決行
week6:抜歯後のアフターチェック
このような流れで、虫歯が予想していたよりも多くてかなり滞在中、週に1〜2回の通院生活を送っていました。
抜歯後は血が出てごはんをおいしく食べられないと抜歯経験者から聞いていたので、日本滞在中おいしいものを出来る限り食べたかったので、抜歯の日程はできるだけ後半にお願いしました。
写真も添えながら細かく書いていきます。
week1:歯の検診
まず帰国第一に行ったのが、国民健康保険の加入です。これを行わずして通院すると莫大なお金がかかるので、忘れないように帰国翌日には役所で手続き完了。(※帰国時には必ず入国スタンプをもらうことをわすれずに!!!)
初回となる検診日はあらかじめ帰国前に予約していたのでスムーズでした。オーストラリアの歯科で指摘された虫歯の数は2箇所でしたが、小さいのを含めると思っていたよりも多い数の虫歯が発覚しました。日本滞在期間が限られていたので、抜歯するまでの間に大きい虫歯を優先しながらできるかぎりの虫歯を治療することになりました。
week2〜3:虫歯治療
1回の治療で1箇所の虫歯治療というペースで週に2回行くこともありました。ある1箇所が大きめの虫歯だったので、人生初の銀歯治療を施すことになってしまいました。(泣)セラミックは保険適用外でお値段が高かったので諦めました。
ここでふとした疑問が出てきました。オーストラリアの虫歯治療って基本銀歯治療じゃないんですよね。なので、この銀歯がインビザラインに対応しているのか、3Dスキャンを撮るっていってたので大丈夫なのか、って。すぐに問い合わせたのですが、大丈夫って言われたので銀歯治療で進めました。

week4:抜歯するための準備として歯と歯の間にゴム掛け+虫歯治療
このゴム掛けは通称『青ゴム』と言われており、正式名称は「セパレーティングゴム」「セパレーションエラスティック」と呼ばれます。
このゴム掛け期間が一番私の中で”苦”な期間でした。後で記述しますがそれに比べると抜歯は平気でした。
なぜこのゴム掛けをしなければいけないかというと歯と歯の間に隙間をあけて抜きやすくするためです。
写真を貼ります。苦手な人はサッとスクロールしてください。私のガチャ歯がチラ見えします(笑)
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青ゴムの処置時間自体は10分もかからなかったです。青ゴムをかけられた直後は全然平気だったので、「余裕じゃ〜ん!」って思ってた(直後に焼き鳥食べられるくらい)のも束の間、日を追うごとにめっちゃ痛くなってきました。痛み止めを処方してくれてたので、飲んで痛みに耐えました。
あと見栄え的にも、歯の間に何か食べカスが挟まっているように見えてしまうのも難。
week5:抜歯決行
1週間ほどのゴム掛け生活から解放される喜びと、抜歯の恐怖のはざまに立っている状態です。
とはいえ、美しくなるための第一歩となるため喜びの方が大きかったです。
病院行く前に、ご飯は出来る限りいっぱい食べようと思ったものの、緊張であまり食べられませんでした。
ドキドキドキ、、、、
着いて、受付の手続き済ませ待合室へ。
ドキドキドキ、、、
名前が呼ばれました。
ドクドクドクドク、、、、
処置室へ案内され、抜歯する4箇所にそれぞれ麻酔を打ってもらいました。麻酔が効くまで10〜15分くらい放置状態で、抜歯のプロフェッショナルと言われている名医?が訪れ、抜歯作業が行われました。
ジリジリジリ、、、歯が抜けていく音が聞こえますが、痛みは麻酔効果で全くなく1本目があっという間に抜けていました。あれよあれよともう2本も抜けて、1本だけ抜けにくいところがあったため名医も苦労をしていましたが、4本無事に抜き終えることができました。
抜歯した場所に空白ができると歯が動きやすくなるので、歯の固定をするためにアライナーをもらいました。今後ご飯を食べる時以外は着用をするように言われました。特に眠っている間は歯が動きやすいので寝る時の着用は必ずするようにとのことでした。
抜歯後は、麻酔が効いた状態が続くので口を上手く閉じることができなくて出血混じりのよだれが出てしまいますので、私は下記のアイテムを準備していました。
- マスク
- 捨ててもいいタオル
- ガーゼ
出血がしばらく止まらないので血が苦手な方は、恐怖を感じるかもしれないです。抜歯して翌日の朝は枕に血が付着してしまってたので、枕にもタオルを巻いて寝ることをおすすめします。
ちなみに抜歯費用は、保険が聞かないので実費価格となります。私の施術してくれた歯科では1本6000円(税別)でした。
私の場合4本でしたので24,000円。それと虫歯治療費などを含めて合計でおよそ35,000円ほどかかりました。オーストラリアでした場合が1,000ドルと言われていたのでやはり日本でする方が安く抑えることができました。
長くなりそうなので、続きはまた次の記事に
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